実体のないもの

普段からものごとや自分自身に対してその都度スペースをもって(一歩離れた視点で)とらえることを心がけています。忘れることももちろんありますが、できるだけその視点に戻ってくるようにはしています。ところが!それがどうしてもできない、やりにくい、ときもあるのです。。。わたしにとってのそのひとつは歯医者。ハハハ。真っ只中ではそれができなくても、時間をおいて観察することができれば上出来かな?

先月末にわりと大掛かりな抜歯の機会がありました。その予約の日までの間、ふとした時に思い出してはどんよりしながら、その日を迎え。。。平静を装っているように見えて実はそうではなかった、というのは当日の早朝わかりました。私の今回の予約はIntravenous Conscious Sedation (静脈内鎮静法)などという少々大げさなことをしての抜歯でした。でもあまり深く考えたくなく、そのことについてもほぼ調べず当日を迎えましたが、結局、朝の身支度中に気持ちがざわつきはじめ、急に何もかもがいやになり、泣きながら「行かない!」とだだをこねるという。。。笑 何が嫌なのか、何が怖いのか、わからないけれどとにかく得体の知れない恐怖があったということがわかりました。こういうときこそフラワーエッセンス。もう始終離さず摂取です。道中も、待合室で待っている間も、治療室に入ってからも。フラワーエッセンスのボトルを手に持ったままでいると担当の歯科医さんが「それは何ですか?」というので「フラワーエッセンスというもので気持ちを落ち着かせるものです」と。「ほう、わたしも使っていい?」といいながらシュッシュとご自身にスプレーされました。先生が緊張しているわけではなかったとは思いますが、わたしの気持ちを和ませようとしてくれたのだと思うとありがたかったですし、その場で同じエッセンスを共有できたことはうれしかったです。そして注射を打つときに怖がっているであろう私を察して先生が「あっちをみてて」というから「いえ、わたしは何が起こっているのか見たいのです」と注射針をまじまじ見つめ。。。何をされるのかは怖いが、あえてそれを見る、という。心の余裕がなく、もうなんでもありだったのでしょうか。

そのあと、横になり先生が世間話をし始め、夫の顔もまだ見えていたのに、いつの間にか記憶がなくなりました!そして次にほんのり記憶がもどってきたのは治療が終わったころで、ちょうど夫が治療室に入ってきて。。。全身麻酔ではないのに、これは一体!?その鎮静している間は何も覚えていないので、それがこの静脈内鎮静法という方法の効果なのでしょうけれど。意識っておもしろいなあと思ったのです。そして一連の自分を(後になってからですが)観察するととてもおもしろいです。何が起こるのかわからない、ということに対しての恐怖がとても大きいのだなあと感じました。

治療の後は抗生物質。普段ほぼ薬をとらないのに1週間ほど4種類の薬をとることに。抗生物質の副作用は後に来る胃腸の不調だということはわかっていましたが、仕方がありません。ここでもずっとフラワーエッセンスのお世話になりながらです。肉体的なことだけではなく、エネルギー体レヴェルでのサポートもしながらなので、とても心強く、安心感もありました。フラワーエッセンスは心身ともに過度のストレスがかかった場合のサポートとしてとても役立ってくれます。薬をとることに対しての抵抗感。どうしてそうなのかはわかりませんが、まだ何かに対しての抵抗感や恐怖心があるのだということは感じられます。こういったことはもうエネルギーレヴェルでのことなので、そこに対応していける波動療法、フラワー&ヴァイブレーショナルエッセンスのサポートにお願いします。

いつもは大丈夫なのに、あることに対してだけは一歩離れてみることができない、というようなことがあれば、そこに何かが隠れている可能性があるかもしれません。そんなのを見つけ出すのもちょっと興味深い作業です。そして、その隠れている何かも、実際には、実体のないものであることがわかれば、ほっとするんですよね。実体のないものを認識するというのは例えば、暗闇でカーテンがゆれているとして、何かが隠れているのかな、怖いなと思いながら過ごすより、実はカーテンが窓の隙間から吹く風でゆれているだけだった、と知ってほっとするような感じ、でしょうか。そして何もなかったように安心して軽やかに次に進んでいけるのです。





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