Inner child インナーチャイルド
最近では一般的にもよく知られるようになった言葉だと思いますが、Inner child。幼いころに体験したネガティブな出来事を通して、それが癒されず心の傷として残ったまま、今のわたしたちに影響を及ぼすという。。。
50歳にもなったわたしが、5、6歳の頃の心の傷に影響を受けている、なんてよく考えたら、驚くことではありますが、本当にそうなのだから認めるしかありませんね。
先日、ある音楽を聴いたとき、「これ、子どもの時のわたしの体験やん」と感じて涙が止まらなくなったのです。とりあえず、涙がでなくなるまで何度も聴いて、それから、自分の中のインナーチャイルド、傷ついたままのインナーチャイルドのそばにずっと寄り添いました。泣いた泣いた。笑 そのあと、仕事中の夫にその音楽を「これわたしのインナーチャイルドの歌」といってシェアしました。とにかく衝動を抑えられなかったことと、わたしをもっと知ってほしかったことが重なって、オンラインで送ったのです。どんな反応があるのかわかりませんでしたが、仕事から帰ってきた彼は「シェアしてくれてありがとう」と真剣に答えてくれ、わたしが泣いているのでは?と心配そうにのぞき込むようにしていました。その時にも、自分自身のインナーチャイルドが、「大丈夫だよ」と平静を装う振りをしていたのと、「ああ、この人に話してよかった」という気持ちがありました。
傷ついたこと、悲しかったこと、どうしてだろう?と感じたこと、がまんしたこと、恥ずかしいと思ったこと、平静を装ったこと。ある日の出来事で5,6歳の子供の心の中にこんな感情が湧いて、自分なりにアクションを起こしていたと思うと、健気で愛おしくなります。そしてそれがその子(わたし)なりの自己防衛であった、ということです。それが、歳を重ねていくにつれて、ことあるごとに出てきていましたし、子供時代は同じような経験を何度もしたことを覚えています。ヒーリングやセラピーを仕事にし始めてからも、わりと根強く残っているものでもありました。だから前回のブログでも書きましたが、自分を嫌う、という風な思い込みにもつながっていったのかもしれません。
こういった傷がエネルギー体に残っているため(アストラル体やメンタル体あたりのよう)フラワーエッセンスやヴァイブレーショナルエッセンスで働きかけていくことができます。目に見えないのでイメージをするしかないのですが、存在しているようにみえるものはすべて微細な粒子でできていて、それらは運動するという性質と、運動することで波を発するという性質をもっています。これが波動なのですね。ですから、インナーチャイルドの傷(情報)も波動であり、そこへフラワーエッセンスなどの波動療法を通して、触媒となり、何らかの作用を起こし調和をもたらす、ということが期待されます。目に見えないことではありますが、これは電磁波などのことを考察するとより理解が深まります。電磁波は粒子のような性質と波のような性質を併せ持っているということで、目には見えないけれど、粒子であり、波であり、波動。そんな感じでエネルギー体も考えてみるとイメージしやすくなるかもしれませんね。
さてさて、ここまで書いてきてあれですが。。。ノンデュアリティ的な考え方に基づくと、究極的には動くもの、変化するものは実体がないもの。エネルギーも波動もそういうことになります。そういったものはすべて実体がない。するとこのインナーチャイルドも実体がないもの!?本質は動かず、変化しないものであるから。。。それ以外は全部Nothing。わたしたちに今できることは、本質ではないものを見つけ出し、嘘を見抜き、認識して、取り消していくという作業。実体はなくても、それにより、今、なんだか生きづらいと感じているならみていく価値はあるのかもしれません。Nothingではあるけれど、大海のさざ波も大海の一部分であるように分けられず大元とひとつでもある。。。だから何の心配もせず、肩の力を抜いてやっていきましょう~。
そして、こちらがその音楽です♪
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